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新e-one発売へ Sat.25.Sep
ゼナのCM!シュレッダーとコピー機を間違うやつなんていないぞ。

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東京地裁から製造・販売差止仮処分命令を受けたソーテックはニュータイプのe-oneを10月上旬から販売する方針を明らかにした。新型e-oneの名前は「e-one500」という。CPUはセレロン500Mhzを搭載し、少し性能がアップする。デザインの変更はせずに、銀色の筐体にするらしい。スケルトンボディーのe-oneが欲しければ今のうちに買うしかない。価格は据え置きの128000円になる見通しだ。e-oneが7月に発売されて以来、すでに2万台以上が売れいてる。注文も3万台ほど残っているという人気ぶりだ。ソーテックでは、予約を含めた購入予定者には新型のe-oneの購入を勧めている。

色を変更しただけのe-oneがいいのであれば、アップル社は半透明のボディーカラーの採用に対して抗議していた、ということになる…という おかしな話になってくる。ソーテックでは今後、販売差止仮処分に対し、異議申し立てをしていく方針を打ち出している。

戦うe-one。 ソーテックは徹底抗戦体勢。

e-one仮処分決定 Wed.22.Sep
ソーテックの一体型オールインワンパソコン「e-one」がアップルコンピュータのiMACのデザインを違法に真似ているとして販売の差止め等を求めていた仮処分申請に進展が見られた。東京地裁は20日、e-oneの製造・展示などを差止める仮処分を下した。飯村敏明裁判長は、『e-oneとiMACは多くの共通点があり、誤認混同されるおそれがある』と述べた。今後、第1回口頭弁論が10月に開かれる予定だ。

なんとも間抜けな裁判長のコメントである。パーソナルコンピュータである以上、多くの共通点があるのは当り前ではないか。アップル側が主張しているのは「デザインを違法に真似た」ということではなかったか。こんなことを言われてはソーテックも黙ってはいないだろう。

しかし、訴訟を起こすほどのデザインだろうか。e-oneから、キーボードとマウスを外してみる。更に、フロッピーとCDドライブも取っ払ってみたとしよう。すると、これは単なるモニタにしか見えないではないか。パソコンの構成要素のうち、通常最も場所を取るのがモニタである。場所を取らないコンパクトなパソコンを作ろうと思ったら、そのカタチがモニタに近づいて行くのは自明の理である。モニタに近づいて行けば、異なるメーカーの複数のパソコンが似たカタチになるのも自然なことだ。「シャープのテレビがソニーのテレビのデザインを違法に真似てるので訴えてやる」なんて話は聞いたことがない。

e-oneはキョウデンが開発を担当した。かつてソーテックの製品ラインナップには、現在のようなデスクトップやタワー型のパソコンは無く、ノートパソコンを専門に販売していた。この頃からソーテック・ブランドのパソコンを開発していたのがキョウデンである。キョウデンの基盤設計の技術があったからこそ、e-oneの開発が可能になったのである。

更に、ソーテックはTriGem Computer ProductとKDS(どちらも韓国の会社)に量産を依託することでコストの削減を図った。これらの会社との協力提携体勢によってe-oneは生まれたのである。

iMACとe-one。デザインでは、どの角度から見ても美しく見えるよう配慮されたiMACに分があるように思う。カラーバリエーションの豊富さも魅力だ。しかし多くの人が必要としているFDDやSCSIインターフェースが排除されてしまっているのはマイナスポイントだ。ここらへんのiMACの欠点がe-oneには無い。PCIカードなどによる内部的な拡張性は無いものの、PCカードスロットやUSB端子により、各種周辺機器を使用することができる。シリアル/パラレルポートなど旧来の端子も装備しており、USB接続をサポートしないプリンタなども使える。

『我々は、先進性を考慮したコンセプトでこのような美しいパソコンを提供します。どうぞ。』というマックに対して、『アレもコレもなんでも出来るよ〜ん。しかも流行りのスケルトンボディーだよー。んで手持ちの古い周辺機器も使えちゃう!』 というソーテック。さてアナタならどっちを選ぶ?

…そう!どっちを選ぶかってことなのだ。まったく異なるパソコンなのだ、e-oneとiMACは。

いわんくん & あいまくん なかよくしようよ!!…って無理か。

ニュースステーションのミニライブ Wed.15.Sep
9月も半ばだというのになんつー暑さだ!!ここ横浜では連日30度を越えている。平年気温プラス6度くらいの気温が続いている。がうー。だるだる。

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久米宏氏がキャスターを務めるニュースステーションというニュースバラエティーショーがテレビ朝日系列で放送されている。この番組ではたびたび著名なミュージシャンを招いて、番組内でミニライブを放送したりしている。この企画自体はたいへん結構なのだが、毎回とても気になることがある。それは演奏される音楽の音声処理のことだ。この気になる音声のエフェクト処理とはリバーブのことである。ここで言うリバーブとは、器材を使って音に残響音を加え、空間の広さをシュミレートする音響効果のことだ。わかりやすく言うと、カラオケのエコーマシンの、もっとエライヤツである。カラオケと言えどもやたらエコーをかけすぎると残響音ばかりが目立って、元の肉声がぼやけた感じになってしまう。ニュースステーションのミニライブの音声には、こうしたリバーブ効果がかけられているのだが、これが毎回(ほんっと毎回!)強くかかり過ぎていて本来の楽曲の良さを損なっているように思う。音楽用のスタジオではなく、ニュースを放送するスタジオで演奏されるため、ある程度のエフェクト処理は必要ではあるが、せっかくのライブであるということをもっと大事にするべきだ。もっとドライな音声処理を施したほうが、ライブ感を出せると思う。9月14日の放送では、昨年グラミー賞を受賞したアカペラ・ゴスペルユニット、フェアフィールドフォーが生出演した。このユニットの主要メンバーはなんと60才代から80才代である。この日のミニライブでは、行きすぎたエフェクト処理によって彼らの熟成された歌声の魅力が損なわれてしまっていた。音楽の番組ではないにしろ、番組ディレクターにはここらへんのところにもう少し気を配ってもらいたいものである。

フェアフィールドフォー フェアフィールドフォーってくらいだから4人グループだったかも…。

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年越しの瞬間、飛行機には乗らないことだ。集合意識が世の中を変えるパワーに。キリストは今も生きているという。地球とは神の芸術作品である。大自然に内在する超越的な不自然さに気がつけば謎の大半が解かれるであろう。