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| FM放送のカンタン受信感度アップ | Mon.20.May |
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数年前まで、私の自宅でのFM放送受信は、ミニコンポなどに付属しているＴ字型アンテナで わりと感度良く聞けていた。しかし、２年前あたりから、なんだかノイズ増えまくりで感度がヒジョーに悪くなってきた。どうやら近所にボコボコ乱立している高層マンションの影響を受けているようだ。最近建設されたすべてのマンションは、自宅から見て、放送局の方向（東京方面）に建ってしまった。FM電波は、直進性があり、山やビルなどの影響を非常に受けやすいのだ。自宅はタダでさえあまりロケーションのいい場所じゃないので困ったもんである。個人の「放送電波受信権」は認めてもらえないものだろうか。日照権は認められてるのに。俺の電波を返せー！！（心の叫び） 返してくんないと毒電波を送っちゃうよ？ FM放送受信時のアンテナについて調べてみた。すると、どうやらテレビ用のアンテナを流用しても、FM放送の受信には有効であるらしい。テレビの地上波とFM放送波は周波数帯が近いので、こういうことが可能なのである。 とゆわけで、テレビアンテナブースターとミニコンポのアンテナ端子を繋いでみた。ノイズはかなり減少し、そこそこ聞けるようになった。へっぽこＴ字型アンテナよりは、かなりイイ感じである。 テレビアンテナを利用する他にも、お手軽なFM放送受信感度アップの方法がある。それは、Ｔ字型のコードアンテナを並列に繋ぐ方法である。部屋の中で、繋いだ２本のＴ字型アンテナを異なる方向に向けて設置する。これだけでも受信感度はそれなりにアップする。Ｔ字型アンテナを１本買足したとしても、500円程度で、よりクリアな放送が聞けるとすれば無駄な出費ではないだろう。 FM専用のアンテナを設置する場合には、マスプロ電工のFMシリーズがおすすめ。それぞれの電波状況に応じて７種類の製品がラインアップされている。価格は、近距離用の『FM2』で4000円前後、超高性能遠距離用の高級アンテナ『FM10』は15000円程度。 【注意】放送局の近くなどの強電界地域で、ブースターとFM受信機を繋ぐと、受信機を破損する恐れがある。また、アンテナを接続する時は、接続機器のすべての電源を切ってから行うのが基本。 ・マスプロ電工製品カタログ：モービル用VHF・UHFアンテナ 家庭用VHF・UHFカラーアンテナ家庭用卓上アンテナ 家庭用FMアンテナ（PDFファイル，1081KB） |
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