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パソコンの静音とパーツ選び Mon.7.May
 4月下旬、DOS/Vパラダイス渋谷店が新規オープンしたというので行ってみた。店はタワーレコードの筋向かいのビルにある。ゴールデンウィークということもあり、歩道には人の波が押し寄せている。しかしドスパラに一歩踏み込むと、先ほどまでの喧騒が嘘のような静まり返った別世界。店内は閑散とした状況。なんかBGMくらいかけといてくれって感じ。一部、GWセールで安いパーツも売っていたが、その他の品物は、秋葉原の高い店と同程度の値段が付けられている。品物にもよるが、電車賃を払っても秋葉原まで足を伸ばした方が安く買えることは間違い無さそうだ。これではちょっと集客は難しいかもしれない。「○○なら渋谷のドスパラが安い」というようなウワサが立つくらいじゃないと厳しいのではないか。秋葉原の最安値を念頭に置いた価格設定にすれば、横浜川崎方面からの客が見込める。このままでは、もって半年ぐらいの運命かもしれない。次に渋谷に行った時に無くなってなければいいのだが。

 「いやー、ウチもギリギリの値段で出してるんですよー。」と語る店員。「秋葉原はもっと安いよ〜ん」というセリフがノドまで出かかる。言葉を飲み込んで「そーですかー。そーですよねー。たいへんですねー。」とテキトーに答えておいた。

 とゆーわけで、秋葉原へ行けばもっと安く買えることは分かっていたのだが、渋谷の一等地へ出店という勇気を称え、「頑張ってネ(はーと)」という気持ちを込めて、DVDドライブ(HITACHI GD-7500)とHDD(Maxtor Diamond Max 80,61.4GB)をここで購入した。

 すでに16倍速のDVDが売られている中で、GD-7500は12倍速である。16倍速製品との価格差も1〜2000円程度でしかない。しかし、GD-7500は、比較的作動音が静かなので高い人気を保っている。今のところ高速なDVDドライブを必要としていない。これで充分である。

 「16倍速のDVDドライブ買ったけどさー。チョーウルサイしー。ソッコーでGD-7500に買い替えちゃったよ」なんていう人もいるようだ。映像DVDメディアを見るだけなら、2倍速で事足りる。CD-ROMの読込みは最大40倍速なので性能的に充分である。

 今までCD-ROMドライブは、『CYBER DRIVE』という40倍速の製品を使っていたのだが、音楽CDを再生するとフリーズするという症状を抱えていた。この原因がドライブにあるのか、メインボードとの相性なのか判断できなかったのだが、GD-7500に交換したところ、音楽CDも再生出来るようになった。不調の原因はCD-ROMドライブだったんだ。納得。

 パソコンのCDドライブで音楽CDを聴くことは、ほとんど無い。しかし使えるはずの機能が動かないというのは、なんとなく落ち着かない。同じ40倍速でも、CYBER DRIVEとGD-7500では、回転の立ち上がり速度やデータの認識速度など、かなりの性能差を感じた。また、CYBER DRIVEは、購入した当初からヘッドホン端子がガタついてたりして、作りが粗雑だった。CYBER DRIVEは冥土陰支那である。今後、支那製品は買うのをためらうことになりそうだ。

 HDD『Maxtor Diamond Max 80』の回転速度は5400rpmである。プラス2000円で7500rpmの製品が買えるのだが、静音を考えて5400rpmを選択した。今まで使っていたIBM DTTA-371440(7500rpm)と比べると、やはり大分静かである。1プラッタあたりの容量が増えているため、Read Write 共にMaxtorの方が断然速い。元々「DTTA-371440は7500rpmのくせに遅い」という定評があったらしい。この「遅い」という事実はDTTA-371440購入の後に知ることとなった。痛恨の選択ミス!

 音楽を聴いたり作ったりすることをメインとするコンピュータでは、それ自身から発するノイズ対策は欠かせない。今回購入したパーツも静音をテーマに選択した。かつては『パソコンは速いのがエライ』と考えるのが一般的だったように思う。近年、各パーツの性能は著しく向上した。そこで『少々回転速度の遅いHDDやCDドライブなどをあえて選択して静音化を図る』というのが自組パソコンの一つのトレンドになっているのではないだろうか。

 HDDとCD(DVD)ドライブを交換した後、あらかじめ東急ハンズで購入しておいた『防音一番 オトナシート』(日本特殊塗料)というゴムシートをケースの内側に貼ったところ、ノイズレベルはかなり低減した。中でも、HDDの発する耳障りな高周波ノイズが減少したことは大きい。

オトナシート パッケージ 日本特殊塗料の製品『イーディケルM-3500』を
パッケージしたのがオトナシートである。
30x40cmのシート5枚入りで2400円。
オトナシート シートの裏には粘着剤が塗付されている。
裏紙を剥がして簡単に圧着できる。

 下の画像「Main Computer」(6)で示したHDD ST318436LWは、5インチベイ設置用HDDケース『COOL DRIVE』に収めてある。冷却ファンの音が少々耳障りなので、配線を変更して 5Vで駆動している(通常12V)。元々冷却性能の高い製品なので、ファンの回転数を落としても夏季でも大丈夫だろう。静音を考えれば、ファンレスのHDDケースに収めるのが望ましいが、7500rpmのHDDを密閉された箱の中に入れてしまうのは、ちょっと恐い気がする。今後の予定では、今回購入したMaxtorのHDDを『Smart DRIVE』に入れるつもり。5400rpmのHDDなら熱による問題は起こらないだろう。Smart DRIVEは、冷却ファンの無い静音HDDケースだ。冷却はアルミケースへの熱伝導で放熱を行う。HDDの周りを『ソルボセイン』という特殊なゴムで覆い、HDDのノイズをシャットアウトする。

【ソルボセインとは?】
縦方向にかかった過重を横方向に分散する高分子系衝撃吸収剤。スポーツ用品や医療器具など、その用途は多岐に渡る。オーディオ関連では、スピーカ設置のインシュレータなどの定番素材である。Smart DRIVEの開発に当って、この素材を使用したところ、ノイズ低減に大きな効力を発揮したという。


 現在、最大のノイズ源となっているのは、やはりCPUファンである。Athlonで組んだシステムの泣き所だ。

 数年前までコンピュータのノイズ対策に関する情報はなかなか得にくかった。最近になって、この手の情報も充実してきたように思う。数あるサイトの中でも、特に『PC無音化計画』は有益な情報満載だ。パソコンの静音化を考えているなら必見のサイトである。見るべし!見るべし!!見るべし!!!アチョーーー!!!!!(壊)

Main tower Main Computer
1.ポンチキ
2.HDD - IBM DTTA-371440
3.CD-ROM Drive - CYBER DRIVE 40X max
4.HDD - Maxtor Diamond Max 80(5インチベイ内部に設置)
5.DVD-ROM Drive - HITACHI GD-7500
6.HDD - Seagate ST318436LW(18GB,SCSI,7500rpm)

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ウタダヒカルはドコモだ。そして倉木麻衣がJ-PHONEなのであり、一見 藤原のりかに見えるのだがそれは眼の錯覚である。浜崎あゆみがauであるのは明らかだ。浜崎あゆみのマークがヒゲのオヤジに見えてしまうのは俺だけか?FeelH”が梅宮アンナなのはPHSの衰退を表しているのだ。