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充実する Linux サポート Fri.19.May
 日本IBMはLinuxをプレインストールしたコンピュータを販売するなど、普及に向けた戦略方針を明らかにした。また、富士通やNECなどの大手メーカーもLinuxの採用を検討しているという。LinuxはフリーのOSとして多くのプログラマ間の相互協力によって進化してきた。Windowsが多くのシェアを奪っている状況はそう簡単に変わりそうにないが、こうした大手メーカーの取組みによってユーザの選択の巾が広がるのは歓迎すべきことだ。近年、高性能のコンピュータが安価に入手出来るようになってきた。そしてLinuxが採用されれば、OSにかかるコストは減少し、コンピュータの価格も更に下がることであろう。
 Linuxを使うには、何も最新のコンピュータである必要は無い。肥大化したWindowsと違って、MMX Pentium,32メガバイトのメモリという程度のハードウェア環境でも充分実用になる。
 Linuxは、主に学術的な情報をインターネット上で共有する目的に沿って発展してきた。こうした背景から、Linuxはネットサーバーなどの用途に優れたOSである。コンピュータを使う目的がメールの送受信やウェブサイトの閲覧であれば、Linuxという選択肢も充分考えられるだろう。しかし運用環境の最適化には、ある程度のコンピュータの知識は必須であり、初級者には少々敷居が高いことは否めない。ハードウェアのドライバの対応状況など、まだまだ懸念材料も多いが、Linuxユーザは着実に増加の一途をたどっている。

関連情報サイト
日本IBM、Linuxサポートを国内でも発表(impress PC Watch)
Linux at IBM
ターボリナックス ジャパン
日本の Linux 情報
MLand98 for TurboLinux
Linux on PC98-NX
東芝 Linux サポート
日本のコンピュータ情報(富士通)

鳴り物入りで登場したBe-OSの盛り上がりも今ひとつ。LinuxはWindowsを脅かす存在と成り得るのか。

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山田かまち。17年の燃焼。森くん。だいじょうぶ?どんどんー。いつも応援ありがとう。日本のジャーナリズムは地に堕ちた…のか。うそついてもバレバレ。