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Windows2000発売間近 | Sat.15.Jan |
昨年暮れ、マイクロソフトは、Windows(R)2000 Professional 日本語版を2月18日(金)に発売すると発表した。アメリカでの発売が2月17日なので、日米ほぼ同時発売となる。そして各種Windowsユーザ向けの雑誌には、この新しいWindowsの評価版CD-ROMが付属しまくっている。この評価版はインストールした日から444日間使うことができる。サテ、さっそくインストール・・・ちょっと待った!!くれぐれも評価版のインストールは慎重に。特にメインで使ってるマシンにインストールする場合には注意が必要だ。どんなソフトにもライセンス契約というものがついてまわる。この評価版でもインストール時にライセンス契約の画面が現れる。「インストールしてもいいけど、パソコンが壊れたりHDDがクラッシュしても知らないよ?それでもインストールする?」とか書いてあって、これに同意しないとインストール作業が始まらないってワケだ。HDDのデータが消滅しても構わないようなマシンを用意できればベストなのだが、なかなかそういう訳にもいかないだろう。 では、どういう風にインストールすればいいか。まず、HDDが複数台接続されているなら、現在使用しているWindowsと異なるドライブにインストールする。また、Windowsフォルダと同じドライブにインストールする場合は別のパーテーションにインストールすればいい。しかし1台のHDDをひとつのパーテーションで使っている場合には、この方法は使えない。 くれぐれもWindowsと同じパーテーションにはインストールしないことだ。こうしてしまうと、Windows2000は、元のWindowsと同じProgram Filesフォルダに納められているファイルを参照することになる。そして、アプリケーションを起動したりすると、このフォルダにインストールされているアプリケーションの個々の設定や情報が納められているファイルをWindows2000が書き換えてしまうことがある。このことによって、元のWindowsで再起動した時に、何かしら不具合が起きる可能性があるのだ。 困ったことに、1999年11月から配布されているWindows2000Professional日本語プレリリース版では、アンインストーラが付属していない。Windows2000を削除するにはインストールしたフォルダごと消去すればいい。しかし、このフォルダを削除しただけでは、完全にアンインストールが完了したことにはならないのだ。Windows2000をインストールした後には、パソコンの起動時に、元のWindowsとWindows2000のどちらを起動するか選択する画面が現れる。Windows2000のフォルダを削除しただけの状態では、再起動すると、この選択画面が現れてしまうのだ。もちろん、ここでWindows2000を選択しても起動しない。Windows2000を完全にアンインストールするには次の手順が必要だ。 (1) Windows9xの緊急起動ディスク(FD)から起動する. (2) 起動したら、 A:\SYS C: と入力する(AドライブがFDD、CドライブがHDDの場合). Windows98の場合、緊急起動ディスクは2枚のFDを使用する。SYSコマンドは、ディスク1の方に入っている(製品版)。 Windowsプレインストールマシンなど、OEMのWindows98を使用している場合は、製品版と異なり、ディスク2にSYSコマンドが収められている。この場合には SYS C: と入力し、以降は画面の指示に従う。 (3) 再起動して、元のWindowsが正常に起動することを確認する. (4) Cドライブ(元のWindowsをインストールしてあるドライブ)にあるBoot.iniを削除する. 以上の手順でアンインストールは完了する。 サテ。Windows9xのユーザは、Windows2000が発売されたらソッコーで買うべきか否か。答えは "NO" である。以下、その理由。 『ハードウェアメーカーの対応がまだ終っていない』 ソフトウェアとハードウェアのメーカーのWindows2000への対応状況を比較した場合、ハードの対応の方が先行している。特にWindowsNT対応のドライバが存在するハードウェアはWindows2000への移行がスムーズである。Windows2000は、NTのドライバが、ほぼそのまま動作するからだ。Windows2000でのハードウェアのドライバ等の問題は、発売後、比較的短い期間で解決するものと思われる。 『動かないアプリケーションが続出する』 Windows2000は、OSの安定性と堅牢さを実現するために、過去の16bitコードで書かれたソフトウェアをバッサリと切り捨てている。それだけでなく、32bitコードで作られたソフトであっても正常に動かないことがある。次世代OSに向けてマイクロソフトが推奨する仕様に従って書かれたプログラムであれば動作する可能性は高いが、Windows9x用のアプリケーションでは、そうでないプログラムも多数存在する。メーカーによっては、無償ダウンロード等でWindows2000で使えるようになる場合もあるが、有償でのバージョンアップ対応とするメーカーが多くなることが予想される。 このように、Windows2000は、Windows9xユーザが現在使っているソフトが動かない、という致命的な欠点を抱えている。各メーカーの対応状況を見極めつつ、しばらくは静観するのが得策である。 |
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アーナータハー コーレーヲー インストール スル勇気ガ アーリマースカー? あなたのコンピュータに神のご加護がありますように。アァメン。 |
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