カーナビを買い替えるのだ! の巻
Prologue


ここ1年近く「新しいカーナビが欲しい〜」と事あるごとに騒いでいた。
カーナビの新機種が出たり、店頭デモを見たり、そして何より、今のカーナビを使っていて地図が古かったり、GPSが正しく受信されなかったりした場合によく言っていたように思う。
ただ、最近の「いい」カーナビは30万円近くしてしまうため、本気で欲しいとは思わなかったのが正直なところだった。
事実、まだ使えるうちは今のカーナビをとことん使いこなそうと思い、目的地をインターネットで住所検索し、緯度経度を調べ、カーナビに入力して使った。
やがて緯度経度を調べるサイトが閉鎖になったが、アトラスマップを買ってきて、緯度経度作戦は続行する。この作戦は予想以上に使えたので、なんとかしてカーナビを使い倒そうとしたのだ。
しか〜し、ETCやVICSの情報をインターネット上で検索していたとき、ある衝撃的な情報を得てしまった。それは、
 VICSリンクの3年間保証切れ問題
である。
単純に言うと、ナビの地図が3年以上古いものでは渋滞情報が正しく表示されないという問題だ。
正しく表示されない条件は、3年以上古い地図、新しく交差点や信号が新設された場所ということだが、今使っているナビの地図は1996年版。3年どころか6年以上も経過している(苦笑)
96年12月に工賃込み17万円で購入し、その後、光・電波ビーコンVICSユニットを4〜5万円ぐらいで購入。2〜3年前にはCD-ROM読み取りエラーで修理に出し、2万ぐらいしたのだが、そんだけの金をつぎ込んでも、渋滞情報が正しく表示されないんじゃぁたまったもんじゃない。
ちなみに、ADDZESTのサイトで地図更新ディスクがないか確認したところ、なんと2000年度版までしかなかった。
そりゃそうだよなぁ、当時は「独自圧縮技術で全国地図をCD-ROM1枚に収録!」とか謳ってたけど、今となってはわざわざ昔の技術で圧縮してまで更新するほど需要はないわけだし・・・。
そんなわけで、新カーナビ購入欲が一気に湧き上がったのでした。 つづく。