カーナビを買い替えるのだ! の巻
第3章 取り外し


※このページに記載された内容を参考にしてトラブルが発生しても、一切責任は負いません。
 カーAV機器の取り外し、取り付けは自己の責任で行ってください。

2月1日(土)
AM8:00 起床。ちょっとまったりしつつ、作業準備を始める。
AM8:15 カーナビのデータを紙に書き写す(^^;
AM9:00 データの書き写し終了。登録地点が多い分、時間がかかってしまった。そして、いざ解体!

その前に記念撮影(笑)
←6年間お世話になったADDZEST NAX9200。(下)
そのすぐ上に乗っている小さい箱は、セットで購入したFM VICSユニット。当時は別筐体、別売りだった。
更に一番上の箱は、電波/光ビーコン VICSユニット。
主要高速道路で電波ビーコンのサービスが開始されたときに購入し、自分で取り付けた。当時、これだけで5万円弱した。
奥の黒い物体はナビ音声案内用のスピーカー。
前に乗っていたスターレットのフロント用スピーカーを流用したのだ。
DIN上段に設置されているADDZEST TVS6250
モニターをしまったショット。
モニターを出したショット。
ディスクバージョンは購入時のもので
6年間買い替えずに使用した(^^;

設置前に、新旧ナビのサイズを比較。
奥行きと高さはほぼ一緒だったが、幅がこんなに違う!
しかも、HD9000の小さな本体にはFM VICS、電波/光ビーコンVICSユニットも内蔵されているのだから、時代の流れを感じざるを得ない・・・。

本題に戻って、取り外しです。
取り外す前にすべきことは、バッテリーのマイナス(アース)を外すこと。
次に、ナビ本体とVICSユニットに接続されているケーブルをすべて外す。
更にナビからフロントパネルのモニターまで接続されているケーブルを剥がす。
このケーブルとアンテナケーブルは、私のレグナムでは助手席側を通っている。
(過去に電波/光ビーコンの設置やGPSアンテナを室内に付け直した際に既に把握していた)

今回の焦点はバックセンサーがどこに接続されているかだった。
NAX9200取説の配線図を見つつ、実際の配線をたどる。
その結果、後部座席下を通り、反対側(運転席側)までケーブルが延びており、後部座席下で結線されていた。

配線の取り外しと取り付けをしやすいように、カーゴルーム下のトレイを外したショット。
更にバックセンサーのケーブルを辿るため、後部座席(背もたれ部分のみ)も外している。

バックセンサーは運転席側の後部座席下に接続されていた。 バックセンサー結線のアップ写真。(圧着コネクタ部分)
若草色のケーブルはナビ側。車両側のバックセンサーは写真では分かりづらいが、赤/緑(クリスマス色)のケーブル。

助手席側までの配線を剥がしたら、次はフロントパネル周りの結線を外す。
内張り剥がしの登場である。

まず、シフトとパネルの間にあるゴムパッキンのところに内張り剥がしの先端を食い込ませる。
食い込ませる位置は、シフト中央付近の左右と、できれば下も。そこをグリグリしてテコの原理を用いる。
内張り剥がしの先端を上に持ち上げるようにやってみよう。そうするとパネルが少し浮いてくるので、左右均等にやっていくと簡単に外れる。
無理にやると欠けたり割れたりするのでご注意を。
パネルが完全に浮いたら、手前に引く。これでシフト周りのパネルが外れる。

外したパネルの裏側。シフト周りにツメがあるのが分かると思う。
前方部分に引っ掛けツメがあるので、真上には外せない。
手前に引いて「抜く」のが正解である。
ちなみにこれを外さないと、フロントセンターパネルも外せない。

次にフロントセンターパネルを外す。
その前に、灰皿を外しておくのがポイント。サングラスホルダーは外さなくてもよい。
内張り剥がしを食い込ませる場所は、エアコンの左右。
これまた左右交互にグリグリ突っ込みつつ、テコの原理で浮かせる。

内張り剥がしを差し込んだショット。
←ちょうどこの辺に突っ込み、グリグリ。
右側はハンドルが若干邪魔になるが、そこは気合いと根性で乗り切るべし。

上部が浮いたら、DIN横にも内張り剥がしを入れ、少し浮かす。その後、手でゆっくり手前に引いて外す。

パネルを引くと、エアコンの裏側にはホースが接続されているので、それを外す。(一気に引き出すと勝手に抜けて奥に落ちてしまうので注意)

余談:他のサイトで見るとホースの色は白だったが、私のレグナムは黒だった。

エアコン背面にコネクタが2つあり、ケーブルが接続されているので、そのコネクタも外す。

他に灰皿用の照明、シガーライト用の照明、電源コネクタ(白/黒)があるので外す。電源コネクタは引けば抜ける。
照明は回して外すタイプ。

取り外す前にこの写真を撮っておいて助かった。
戻すときに白と黒のコネクタをどっちに挿せばいいか分からなくなったのだ。

パネルを完全に外したショット。
シフトがPの位置にあるとパネルが外しにくいが、灰皿を外しておくと、そのスペースを利用して比較的容易に外すことができる。

DINブラケットがむき出しになるので、次はDINブラケットを外す。

下から覗くと奥でネジ止めされているのが分かる。
某大手カー用品店の人が言っていたのは、このネジ。
先の長いプラスドライバーがあると容易に外せる。
ネジを落とさないように注意!
(磁石付きのドライバーがお奨め)

モニターとカロのオーディオメインユニット(DEH-P990)の裏側。ケーブルがぐちゃぐちゃ。
このモニターはTVチューナー内蔵タイプで、アンテナ線が接続されているのが写真でもわかる。
(黒い線が3本接続されているのがアンテナ)

モニターに接続されているケーブルを全て外し、DINブラケットからモニターを外す。

奥に押し込まれていたTV音声用のFMトランスミッターを外す。このトランスミッターはアンテナ線を中継するタイプだった。FMトランスミッターでも音が良かったのはアンテナ直結だったからなのだろう。
今まで謎だったラジオ用のスイッチの意味が、外す時になってやっと理解できた(笑)

TV用のケーブルを全て外した後、ナビ用のケーブルをパネル側の方へ引き出し、抜く。
抜き出すケーブルを利用し、HD9000用のケーブルを引き込む。
ケーブルはパネル横の狭い口から助手席のカーペット下を這っていたので、かなり曲者で抜き出すのに苦労した。
HD9000用のナビ+モニター配線とケーブル抜き出し・引き込み作業だけで1時間以上の時間を要したと思われる。

ここからはHD9000の配線になるので、続きは次の第4章にて。
さよならアゼストくん。6年1ヶ月間お疲れ様でした。

第4章につづく。